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α7シリーズのシステムはコンパクトでありつつ、画質も良好なので、カメラが主役ではない取材カバンの中においては、けっこう優れた存在なのですっかり愛用している。というわけで、FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSをソニーから借りてきたので、取材用にいいかしらとチェック中。

取材において求められるのは、1.広角から望遠まで対応して、2.かつ手ぶれもあって、3.そんなに大きくなくて、4.重くもなくて、5.写りもそこそこよく、6.けっこう寄れると、まぁ便利ズーム的な要素になる。軽量な便利ズームであるFE2870の望遠までいけちゃう版が理想だったりするのだが、
FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSの場合でみると、1と2はクリアしている。3はレンズがでかいが取材カバンの中で邪魔になるかといえば、それほどでもない。4はアウトに近い。約780gでコンパクトで軽量なEマウント系αのシステムの魅力を殺している。5については、条件付きで個人的には50〜200mm付近はだいぶイイ感じだが、24mmよりはけっこう厳しい。取材ではだいたい会場風景とかそんなところでしか出番がないことが多いので大丈夫だが。やはり多いのは50〜200mm付近。望遠ゾーンはだいたい壇上のろくろ回し職人と撮るとか、高所のセンサーやアンテナを撮る場合。クロップを含めると、24-70mmか24ー105mmで事足りるのだが、FEにもあるはあるが、ヤツは高すぎるし、デカすぎる。

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↑24mm時

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↑240mm時。だいぶ長い。

問題は6。
最短焦点距離が50〜80cmであること。つまり、取材中によくある手に持ったカットが厳しく、さらにリストバンド型デバイスについても同様になる。24mmで撮ればいいのだがあとあとのトリミング面倒なのと、筐体のサイズ感がおかしくなるので、そこいらを回避するのを考えると、40〜50mmくらいで手持ちが撮れないと困るわけだ。逆に最短80cmというのは便利ともいえる。なぜかというと、150〜200mmくらいで、展示されているスマホなどを撮ればトリミング不要にできるからだ。この点で、展示会や発表会においてパネルをアップにしたい場合の安心度も高い。たまーに後ろに下がれないこともあるが、そういったときは別途レンズをもっていくほかなさそう。

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↑35mm。よくあるカットだが、わりと腕を伸ばす必要があり、またトリミングの必要性がある。ボディはα7。以下同。

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↑50mmくらい。これが理想なのだが、腕はおもいっきりまっすぐだ。ただiPhone 6 Plusでこれなので、小型端末の場合は面倒が増えてしまう。70mmでも可能は可能だが、背中を反らせる必要もあって大変。

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↑150mmくらい。ある程度離れて撮る場合は文句はない。1.5〜2段絞るといい感じ。α7sほしい。

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↑240mm。240mm時は最短焦点距離80cmになるため、小物を狙うにもいい。ただやや甘いので絞ったほうが吉

といった具合であり、壇上でろくろ回す偉い人を撮らなくてはいけないときにも耐えるし、小物もそれなりに狙える。手に持ったカットにはだいぶ不向きなので、取材内容によってはレンズを変更する必要がでてきてしまう。価格が意外と高めなのも迷いどころ。FE70200Gがあるのでとくに。ただボディとセットで買うとして、予算があるうえで、さらに便利ズームほしいというのであれば、FE 24-240mm F3.5-6.3 OSSはちょうどいい感じか。

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↑地味にネコちゃん撮影に便利だった


絞るとけっこうぱりぱりするので、フットワークの良さがやはりいい。


がんばるとポートレートにもイイ感じ。ちょっとズームリング重いんだけど。
 
Flickrにα7sでのテストデータを追加した。