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例年の通り、気がつくと紅葉を撮るだとか、ハンティングすることなく、2015年が過ぎる野でアロウかと思っていたのだが、大阪から廃墟に関して国内随一といっていい稲葉渉が都内にきており、勢いで高尾山へ行くことになった。今回はそのレポートだ。

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のっぽの関西人が稲葉渉だ。変態のくせに、良い廃墟写真を撮りやがるのでむかつく。それはさておき、高尾山である。都内にあり、電車でいけて、最近では駅ほぼ直結の温泉「極楽湯」までできており、ますます、ふらっといける観光スポットになったといえるだろう。意外と行くようで行かない場所ではあるのだが。

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50mmありゃいいだろでリフトに乗って山登り。隣にはもちろん、おっさんである。なお、到着は夕方近くであり、このやる気の無さだ。

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到着後、まずリフトの駆動部をチェック。このリフト、初体験だったのだが乗車時、降車時ともに動く歩道を使用している。動く歩道に乗っているといいタイミングでリフトがくるわけだ。もちろん、降車時もリフトとは移動速度が異なるため、比較的安全に降りられる。ただ、初見殺し感が強い。

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少し登っていったら、ガスっていた。あとあまり紅葉らしい紅葉がない。ちゃんと登山口で登っていくと紅葉紅葉しているところがあったのかもしれない。

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途中の茶屋。自然のお力によりソフトフォーカスっぽい感じで大変よく、またゲームっぽい雰囲気であり、紅葉のことをこのあたりから忘れていたような気がする。

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薬王院まで到着したら、さらにガスが濃くなっており、実にいい。

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どう見ても勢いできたと思われる女子大生組が山頂を目指そうとしてたが、稲葉渉がナンパをしていた。関西人すごい。エーソウナンデスカー!というテンプレートにより、スルーされていたが、時間的な概念に欠落していたようで、下りのケーブルカー終発時間をきいて退散していった。

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働くおっさんはかっこいい。

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もちろんだが、帰りもこんな感じだった。

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かすみがかった長い階段はとてもいい。

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山上駅、ケーブルカー発着場前で思い出したように紅葉を撮ったなど。

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車両先頭部からの眺めがとてもよかった。よかった。整備のときに取材で入りたい。

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途中もカワイイ場所があった。

 というわけで、以上、高尾山での紅葉狩りのレポートである。使用した機材はα7+Carl Zeiss C Sonnar T* 1.5/50 ZM。仕事終わったときのままだったので、RAW+AdobeRGBになっていたから、面倒でストレート現像しておいた。そういえば、ロイターがJPEG縛りを打ち出していたが、面倒くさいときはJPEG派なのと、カメラ内でRAWをJPEG出力しているのだから、未加工とは言わないと思うのだが、どうなのだろうか。あとRAWも厳密には可逆圧縮方式なので、非圧縮データを提出であれば納得いくのだが。このあたりは、写真のありようが変化しているのもあるし、報道においては、そのシチュエーションだけは再現できないものとして、受け入れるのがいいのではないだろうか。Photoshopあるけども。