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C89冬コミ終了。ブースまでお越しくださった皆様、ありがとうございました。
COMIC ZINへの委託は1月上旬中を予定しており、開始されたらまたお知らせします。(あまり部数ないけど)

今回は周知ワークだけでなく、ディスプレイも変更してみたら、これまでよりも出部数が増える形になった。新刊の取材先であるKEKは、毎年4月と9月に一般公開をしているので、興味を持ったら見学にいってほしいし、行けなくても先端科学に興味をもってもらえると、とてもうれしい。

いまの世の中は先端科学の研究結果から生じる部分も多いので、具体的に知らなくてもなんかかっこいいとこでかっこいいことしてんだなって認識があるだけでも、だいぶ見え方は変化するハズ。もちろん、興味を貰ったらいろんな文献を読んでみると、また世界が広がりつつ、世の中は謎しかないと体感できるハズ。夏コミは現時点では不確定要素は多いものの「ちきゅう」か「核融合科学研究所」の予定。いずれも先方の受け入れ状況次第なので、しれっと元素113回りでウフフな理研にするかも。なおお隣のサークルさんが読者だった。

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お世話になっている写真家先生から波動エンジンっぽいし、日本人が好きな色合いだとかいっていたので採用された表紙。

周知
これまでは周知ツイートらしいものは、3回くらいしかやっていなかった。面倒くさかったので。またコミケ直前にアップされる記事にしれっと宣伝を入れたりといったこともしていた。

といった流れに対して、今回は珍しく作業が早く進んでいたのでアキバBlogの冬コミ支援ツイートにエントリー。自分のサークルチェックタイミングから、12月27日20時を選択。最終確認時点で44RTとけっこういいスコアになったほか、ガイドページへのアクセスも平時の2.5倍が30日まで継続した。また自身によるツイートは、みんなだらだらTL見ていそうなタイミングを狙って10回ほど実行。日に2度が限界な印象。くどいくらいの周知が理想なのだが、TLの場合見ている人が比較的限定されるので、ハッシュタグ頼りになる。ということで、今回はWIndows 10ではないが、概要が出来た時点からアップデート報告システムを採用。コレには突然とできたぞー!みたいなパワーがないので判断迷うところだが、年2回のメジャーアップデートへのアプローチとすれば、まぁアリだとは思う。


RT数よりは、ふぁぼはメモとして活用されやすいので、こちらの実数がけっこう肝要な気もする。


あとお品書きをささっと作れば良かったなーと思ったり。30日まで忘れていた。

・ディスプレイ
これまでは平面に本を設置するだけで、メジャーな手法である斜めに本をマウントするといったことはしていなかったが、紙を分厚くしたり、変形させたり、プルーフで色をチェックしたりした結果、けっこう印刷費で吹っ飛んだので、ちょっと真面目に回収しようと思い、ダイソーでワイヤーネット×2を購入、それを結束バンドで連結して台座とした。若干、滑りやすいのでガムテープで固定する必要はあるが、ローコストでイイ感じだ。もうひとつ、値札も本には貼らずにブックエンドを利用している。プリントによるアピールは冒頭写真の通り。

また今回は31bで、角っこのお誕生日席だった。側面にはブロック表記の黄色い紙があり、わりとそこを見る人が多く、その下にお品書きを置いておいたら新刊を手に取る人が多く、次回以降、配置次第で活用したいところ。

敷き布
売り子をお願いしているおねえさまに発注。コストはいくらか知らないのだが、比村乳業の新刊を余分にゲットしてきたら、それで商談が成立した。本が浮くように濃いめの生地がいいのだが、当サークルの本は基本的に黒が多いので、黒が消えないカラーの生地が採用されている。機能性の部分は、おねえさまの経験則から、ポケットが3つあり、お釣り入れ、おまけ入れ、なんか入れとくところとして活用されていた。なお現地でハトメ処理実行といったカラテっぷりであった。
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・当日
レジアプリとして活用しているiPadオンリーのtokoregiは、1時間刻みでの出部数チェックのほか、1件あたりの処理数と時間も記録してくれるナイスなアプリだ。お釣り処理をすっ飛ばしてエントリーも可能なので、基本的にお釣りをシンプルにする価格設定なので長く愛用している。各種ボタンも大きいので操作も楽だ。詳細については2012年に記事を書いている

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さてtokoregiのグラフを見てみると、これまで比べてピークタイムが1時間前倒しになっている。
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前回までのピークは評論島ならでは的に13時以降がピークだったがグラフを見て分かるように、12時がピークになっている。1案件あたりの処理タイムを見ていると、12時〜13時間は45秒に1冊ペースだったので、よく動いた状態だ。また午前中時点から動きが多かった。だいたい10時台ってお暇な時間なのだけども。欲しいから早くきた人が多かった可能性が大だろうか。ともあれ、周知すると違うなぁという印象ばかりだ。

いつもよりも見本を読む人率が高くあったのが売り子さんの意見も含め、大きな変化ポイントだろう。ここ数回は常連さんだけでほぼ指名買いばかりだった。また撮影に関する質問も多く、けっこう楽しかった。被爆する関係でごく短い時間で撮ってるとか引いてる人がいたような気もする。最近は改修工事中で昔ほど短時間ではないのだけど(1〜2冊目のときはほんと短時間だった)。なお妙に暗いのは趣味なので、仕様。

Twitterで見たという人の割合も多くなった。好きな作品の編集さんとか好きなイラストレーターさんもきてたと、エゴサ過程で知った。とりあえず、名刺ください。資料提供可能なので。アキバBlogのツイートを見てと明言した人が5人。割合としてはけっこう高い。Twitterで見てきたという人は覚えていないが、かなり聴いた。どのツイートかは不明だが、ちまちまとウザくない範囲で宣伝はアリだろう。

視線。ワイヤーネットでの斜めマウントで目にする打率が上がっていた。また上記しているが角だったのでブロックの黄色紙下もけっこう見ている人がいるといった具合で、声かけ事案をやりやすく感じた。C90への対策としては後ろに大っきめポスター案がある。運搬面での問題があるので、そこいら解決できる仕様にできるのであれば実行したいところ。個人的には視線は斜め下に向いている割合が高いので、テーブル前面の垂れ部分になんかできないかしら、だが。

客層。これまでは漫画家さんやイラストレーターさん、ゲーム開発者さん、映像作家さん、そしてメカ好きばかりだったのだが、そうでもない人が増えた印象が強い。写真好きな人も多かったようだが、けっこう弄っているので、なるべくナチュラル主義には厳しいんじゃないかと思ったりもした。このあたり、写真自体の見せ方が変化している部分なので、いろいろ視点はあるべき。あといつも気になるのだけど、うひょーって笑顔で接近してきて、開くこともなく買って行かれるうら若いお嬢さん数名、どうしていいんですかってinterviewしたい……。

というわけで、雑なレポート終わり。