IMG_3095


iOS 7.1.1のアップデート対象になっていた指紋認識精度の向上。ひとつ前のアップデートでも実行していて、ようやくマシになってきた印象がある。以前は登録し直したあと、しばらくはOKだったが、2週間くらい経過でダメぽだった。

結論からいうと、ちょっと手汗をかいてたら拭け、手のお手入れしろ、センサーが汚れていないかなのだが……チェックした内容は次の通り。とくにおっさん連中の場合、日々ハンドクリーム(寝る前だけでもいいから)で手を補正しておいたほうが、Touch IDの成功率は上昇する。あと生体的な相性は謎いので、下記を実行してどうにも打率8割以下だった場合は、使用しなくてもいいんじゃあないかなと思う。

ただまぁ、仕様がいちまいち不明な点もあるので、下記も参考程度に過ぎない。

・1項目に指をひとつ登録
→デフォルト

・同じ指を複数登録する
→たとえば指の腹、側面

・1項目に対して複数の指を登録する
→1回のタッチごとに指を変更していく。1項目に5本全部も可能だが、精度的にはなんかダメだったので、2本にしておくといいかも。ただiOS 7.1.1になってからうまく行きにくくなっている感

iOS 7.1.1で試した限りでは打率9割をKeepしている。なにを延々とそれぞれ100回も試していたのかという気分だが、そのチェック時に失敗したときはだいたい手汗がちょっとあったとき、もしくは脂でセンサー面が汚れていたときだった。センサー部分の清掃についてはクリーナーとか不要で服の端っこで拭いてみるだけであっさりと通過するようになった。なおチェックした指の補正は、日々、まかないこすめのハンドクリームで行なっている。

また以前、Appleサイトでロック画面解除時に指紋センサーの精度補正を行っているといった記述を見た覚えがあったのだが、検索してもするっと出てこなかったので見間違いだろう。もうひとつ指紋登録画面でポチポチすると登録している指紋である場合、項目が点滅する。そのときに補正されているといった記述をどこかのBlogで見かけたが、補正はしてないじゃあないだろうか。そもそも公式の記述が存在しない。

手の乾燥状態については、OSバージョンは異なるが2月にチェックしている。そのときの平時の打率は8割。それがハンドクリーム補正を1週間しなかった状態で4割に落ちた。

このほか精度が落ちる要素としては保護フィルムがある。Touch IDが起動するにはホームボタン周辺のリングにも指が触れていないだめで、厚みのある保護ガラスだとそもそもTouch IDがまともに動いていない可能性がある。