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4Gamer.netの取材として、今年もCEATECを見てきた。CEATECは昨年から180度回頭し、家電総合見本市からCPS/IoTな展示会へと舵を切っている。良い効果があったようで、説明員は最初から前提をはしょって解説してきたり、これくらい知ってるよね?ベースでトークを進めたり、こちらも突っ込んだ質問をすると、キレイに打ち返してきてくれると、取材するぶんはとてもよかった。そんな雰囲気だが、土日の開催はなくなったので、子供らも楽しめそうなのに(親御さんは辛いとおもうが)もったいないとも思う。将来的な発掘の部分は来年以降の課題だろう(そういう意味では、昨年までのCEATECのバランス感は将来的な発掘の部分をちゃんと押さえていた展示会だ)。

また今年から(?)、Prime Media Partnerな仕様が実装されており、ASCIIとかAOLとかが参加していた。RBB TODAYじゃないのかと思ったが、PMPがだいたいメジャーなところは紹介していくだろうからと、そこいらはすっ飛ばして、部材ばかり見て来た結果が、以下3記事になる。

4Gamer:

ゲームパッドやアーケードゲーム機の「触覚フィードバック」を,もっとリアルにする新技術をCEATEC 2016で体験してきた

スマホやゲームパッドから靴のインソールにまで内蔵? ゲーム用途に使えるセンサーデバイスを「CEATEC JAPAN 2016」でチェック

Lenovoの「折りたためるスマートフォン」は商品化の期待大。CEATEC JAPAN 2016で見かけた変わり種デバイスをレポート 


さて。ゲーム媒体で取材に入っていたのは、4Gamerだけだと思う。昨年もあちこちのブースで逆に質問をされたのだが、答えとしては、フィードバックやセンサニングの需要とそれらと対応させようとする動きからすると、ゲームに関する取材として成立する。VR/AR/MR方面がその良い例だろう。また入力応答性の話でいえば、1msの世界で遊んでいるヤツらばかりといったことを伝えると、技術者の反応は格段に良くなる。それ以前に、ヘヴィなユーザーであるほど、環境を構築していき、シミュレーターに近づけようとするので、こういった展示会の取材はいずれいい糧になる。また、メーカー側からゲーム方面に受けそうだが、よくわからんといった質問もされるので、んじゃあその旨書いておくとかも言えるわけだ。

といった視点からの取材が強いので、他のゲーム媒体もこればいいのになって思う。個人的にはTGSに見えるし。

今回よかったのは、SoftMRF。磁気粘性流体で、磁気を強くすると粘性が増すというもの。応答性もよくてすごくゲームデバイス向き。素材としてはちょっと前から登場していたそうだが、フィードバックの話が増えてきたから出てきた感じがする。アルプス電子のハプティックリアクタは、なんかもう不思議だったのだが、すでにゲームパッド採用が前提な感じだったので、どこかしらとレディなのかもしれない。

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INPUTとセンサニングで見ると、インソールデバイスが気になった。VRを楽しむ場合、どうしても入力に問題が生じてくるのだが、インソールであれば見えなくても触覚で判断しやすい。

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で、記事では触れていないが、EPSON MOVERIO BT-300。一気に増えて、一気に即死していった屍累々スマートグラス系の数少ない生き残りである。HDMI INPUTを用意してHMDに行かないでいるあたり、EPSONの維持が見える。今回もAndroid 5.1を搭載したコントローラを外部にもっており、電話ではないからとかの理由でGoogle Play非対応。野良アプリのインストールは可能なので、PlayのOKといえばOKなのだが、艦これだとかエロゲーあたりをパブリックな場所でプレイしたいGUYsは要チェックだ。なお映像はものっそいキレイになっていて、とてもがんばっていた。

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