16
※2018年3月22日追記:
順調にアップデートが進んでおり、Viewの動作についてはマシになった。Editの動作についてはおいおいアップデートがある模様。ダイレクトにここどうにかなんない?は伝えてあるので、ゆっくりだが、割と使える純正アプリケーションになるだろう。とりあえず、ここどうにかなんない? こんなかんじとか?とエビテンスたっぷりにソニーに要望を送るといい。

2017年11月16日、ソニーにおける写真管理及びRAW現像、リモートアプリケーション群であるImaging Edgeが公開された。10月末のプレス、および会員向けのハンズオンセッションでは、なんか自信満々だなーと思っていたので、ちょうどいつものようにマイナビニュースでRM3のレビューするから、ついでに触れようかと思っていたのだが、ステキにダメだった。よって、以下、覚え書きを供養する。使用環境は、iMac 5K Late 2015(CPU:Core i7-6700K、GPU:Radeon R9 M395X 4GB、メモリ:64GB)、macOS 10.13.1で、ごく一般的なエンジョイPCだ。 

Imaging Edgeは以下からダウンロードすることができる
https://support.d-imaging.sony.co.jp/app/imagingedge/ja/download/?id=hg_stl

Imaging Edgeは、View、Edit、Remoteの3つに別れており、それぞれ連動している。ViewとEditをタッチしたところ、Remoteについては試す気が失せたので、本稿では触れていない。2017.11.18追記:Remotoも触ってみたが、もっさりしていた。

Viewは管理アプリケーションで、ビューワーである。プリセットベースの出力機能があるほか、レーティングにも対応。またRM3に搭載されているピクセルシフトマルチ撮影データの合成も、ここから行なえる。応答性は悪く、たまに起動しないこともあり、なんていうか、Image Data Converterからビューワー部分を取り出しただけだよね?である。あらゆる面でビューワーとして周回遅れだ。 

フォルダ内のファイルすべて参照してから表示するため、枚数によってはフリーズするあたりがなんとも。

41
なぜ、サムネイルが1列しか出せないのだろうか問題。

52
ピクセルシフトマルチ撮影対応データにはアイコンが小さく表示されるほか、コンテキストメニューから合成を選べる

Editは、端的に言うまでもなく、 ちょっぴり速くなったImage Data Converter。ただしパラメーターを弄っていくと、それに比例して応答性が悪くなっていく。懐かしい。スライダーの操作でストレスが溜まる。また各種データの参照性も悪く、一体何をしていたのかというレベルであり、ソニーリネームテクノロジーを強く感じた。笑顔でCapture Oneに戻るね!!
05のコピー
いめーじでーたこんばーたーのまま。

55
カラープロファイルは選択可能。Psみたいな色校正モードでいいのだが、Macの場合は。プレス向けんときに色管理はバッチリいってなかったか。それを踏まえて以下。

45のコピー
上が出力データ、下がEditのプレビュー。Capture OneとPsのプレビュー方式を見習ってほしいのだが


以下は、ピクセルシフトマルチ撮影(ファイル名はPSMSがついていたので、略称はこれみたい)データを合成したもの。リンク先はFlickr。時計の針のエッジあたりを見たりするといいかもしれない。